文化団体連合会代表からのメッセージ

 フレッシュマンウィーク(以下、フレマン)はクラブやサークルといった課外活動団体における新規部員の獲得、課外活動の活性化を目的とした学生中心の実行委員会による新歓イベントです。

 今回、新入生の皆様を中心に、課外活動へ関心を抱いてもらうことを目的として、フレマン関係者に対してオンラインを通じたインタビューを行いました。

 インタビューやフレマン、各団体のWebコンテンツ等を通じて、1年生や2年生の皆さんに課外活動への関心を抱いていただけたら幸いです。

今回インタビューした方

中野雄介さん(総合人間科学部 社会福祉学科3年)

2019年上智大学総合人間科学部社会福祉学科入学。文化団体連合会傘下のボランティア団体であるわかたけサークルに所属。障がい児を対象とした交流を行っている。現文化団体連合会代表。 

課外活動との出会い

 初めまして。文化団体連合会代表の中野雄介と申します。文化団体連合会には、芸術や音楽、ボランティアなど文化団体を行う団体が15団体所属しています。私はそのうちの一つである「わかたけサークル」という障がい児を対象としたボランティア活動を行う団体に所属しています。

 個人的な話をさせてもらうと、私は小・中・高と野球に打ち込んでおり、ボランティアとは無縁の生活を送っていました。野球以外には特段趣味も特技も無い私は、入学した当初、フレッシュマン・ウィークを通じて野球のサークルをいくつかを見て回りましたが、野球に一辺倒になることに一抹の不安を抱えていたため、それらに参加することはありませんでした。そんな時、現在所属しているわかたけサークルのフレマン担当者に偶然スカウトされて、説明を聞きに行く機会がありました。そこにはボランティアという自らの認識と違った、今までに想像もつかなかった世界が広がっており、多くの先輩方が活躍しているということが知ったため、入会を決めました。

 入会から早2年が経ちました。課外活動での経験や成果はもちろんのこと、ボランティアの経験を経て介護の資格を取得したり、社会福祉学科での勉強や視座形成に寄与したりといった形で、課外活動は私の学生生活に少なからず多様な刺激や影響を与え続けています。これはあくまで個人の一例に過ぎませんが、課外活動との思わぬ出会いはいつ何時、誰にでも、新入生の皆さんにも起こり得るものではないのではないかと感じています。

 実りある課外活動を

 さて、みなさんは大学の課外活動、クラブやサークルと聞いて何を思い浮かべ、期待しますか?活動の中身はもちろんとして、友達・飲み会・お金・遊び等、色々なことを思い浮かべることと思います。課外活動に対してどんな価値を見出すのか、課外活動でどんなものを得るのかということは人それぞれであり、良し悪しもありません。むしろ、それこそが大学の課外活動というものにある自由度と主体性という一対の性格を支えている要素であると言えます。

まず、自由度については、大学の課外活動は中高の部活動等とは比べ物にならないくらいに自由度が高いです。入るのも辞めるのも自由だし、学年問わず、いつ入っても自由。皆勤で参加してもたまに顔出すのでもどんな参加の形でも自由なのです。

 一方で、主体性の求められる側面もあります。大学の課外活動、特にサークルでは基本的に顧問やコーチのような人はいません。企画から運営までの全てを、学生が担うことになります。また、新たな技術の習得や人間関係の構築に主体性が必要になることもあります。こうしてみると面倒臭いなと感じるかもしれませんが、こうした小さな困難を気の知れた仲間や尊敬する先輩と主体性を持って乗り越えていくことは、自由度の高い課外活動における良い刺激になり、ある種の楽しみとも言えるでしょう。こうした自由度と主体性をいい按配で織り交ぜれば、きっと実りのある課外活動になるのではないでしょうか。

文化活動への招待

 本学の文化団体連合会は15団体が所属しており、その活動内容や活動頻度、雰囲気や自由度は多様です。きっと自分自身にぴったり合う団体を見つけることができるでしょう。また、文化団体には、中学や高校では部活動として設けられないような珍しい活動をしている団体も多くあり、体育団体や同好会等と比べてみても大学から活動を始めた人の割合は高いと思います。つまり、文化団体は大学から何かを始めてみようと思っている人には絶好の環境であるといえます。また、経験者の方であっても、大学という主体性の高いフィールドで活動を継続することには大きな意味があると思います。

 私個人の考えとしては、課外活動団体に所属しなくとも学科の勉強やアルバイトなど、何かに打ち込む機会があれば十分だと思いますが、文化団体連合会には多種多様な課外活動を通して皆さんの有意義な学生生活を送るための素地があります。1年生・2年生が課外活動に参加し、良き学生生活を送れるよう切に願っております。